エンジン排ガス PN計測 評価装置の紹介
各種エンジンや車両からの排出ガスには、ガス成分やPM(Particle Matter/ 粒子状物質 が含まれています。
当社で取り扱う気相中のエアロゾル計測機器は、粒子捕集用フィルタ、粒子の個数濃度計測、粒径分布計測など、さまざまな用途に使用可能な計測器です。
おもにエンジン排ガス計測で使われる 3 種類の計測方法に対応した代表的な製品を紹介いたします。
詳細は pdf 資料をご参照ください。
1.フィルタ重量計測
フィルタ重量法は、エンジン排ガスの全量または一部をサンプリング、希釈を行い専用フィルタで捕集し、 捕集前と捕集後の重量差を精密天秤で秤量。
秤量値より [g/km or mg/mi] を算出する。
サポートリング付き PTFEフィルター
Model Teflo Filter
フッ素樹脂バインダーガラス繊維フィルター
Model TX40Hi20 WW
2.個数濃度計測 (Particle Number Concentration)
単位体積中に何個粒子が存在するかを示す。
(例:個/cm3 など)個数濃度計測には主にCPCなどがある。
現在欧州では23nm以上の粒子径を対象とした粒子数規制(PMP法/Euro6)が施行されているが、 次期規制(Sub23nm)においては10nmへの引き下げが検討されている。
エンジン排ガス用凝縮粒子カウンター
MODEL EECPC 3790シリーズ
PMセンサー MODEL PPS-M
3. 粒子径分布計測 (Particle Size Distribution)
エアロゾルサンプル中の粒径分布と濃度を測定する。
粒径毎の評価をすることにより詳細な粒子挙動の把握が可能になる。
特にGPF/DPF研究開発やSub23nm向け評価計測において、粒径情報の把握は重要なファクターになると考えられる。
Engine Exhaust Particle Measurement
System MODEL EEPMS 3095
・エンジン排ガス中に含まれる微粒子の PN粒径分布をリアルタイム(10 Hz)計測
・粒子ロス/低希釈倍率/高い背圧でのサンプリングに 考慮したシステム設計
・希釈、VPR、粒径分布計測まですべての機能が この1台に。
・次期排ガス規制で導入が検討されている Catalytic Stripperを搭載
※本資料は、こちらをクリックするとダウンロードできます。