Model 120R,122R,125R MOUDI Ⅱ Impactors
捕集プレートの回転で均一な粒子捕集
概要
MOUDI Ⅱ™インパクタは、精密な多段式インパクタでサンプル粒子を粒径毎に分級捕集します。
多孔型マイクロオリフィスノズルを用いることでインパクタ内部の流速及び低圧化を抑え、これにより粒子の跳ね返りや再飛散を最小限にし、粒子の捕集効率を上げています。また、MOUDI Ⅱ™インパクタは内蔵モータで捕集プレートを回転させることで捕集領域を広げ、捕集プレートにほぼ均一に粒子捕集することが可能です。
各モデルには回転用の電子制御装置(122Rは10ステージまで)と、サンプリング中の装置の温度と圧力を連続的に監視する内蔵センサーが備えられています。各センサーはマイクロオリフィスステージの圧力、流量の安定性及び温度を監視し、温度データと圧力データを記録します。
各装置にはポンプ動作を制御し、6つの圧力トランスデューサの出力を監視および記録するための電子機器を収容する計器キャビネットが設けられており、これらの機能によってユーザーが捕集したサンプルの品質を保証しています。また、各装置はイーサネットポートを介してリモートで制御が可能です。
関連機器
6 nm-10 μmを14弾分級可能なリアルタイムモニタリング
特徴
- 捕集プレートの回転による均一な粒子捕集
- 取り外し容易な捕集プレートにより、迅速な計測が可能
- 内蔵センサーによる温度及び圧力管理
- イーサネットによるリモート操作機能
- ステージ間の粒子損失を抑えた設計
- サンプル後の化学分析が可能
仕様
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。