6-JET エアロゾルアトマイザー 9306
NaCl水溶液、PSL縣濁液、オイル等のエアロゾルを高濃度に発生

概要
モデル 9306は、噴霧式の発生装置で、6基のアトマイザージェットを搭載している為、サブミクロン領域のエアロゾル粒子を大量に発生する事が出来ます。
DOP・DOS・NaCl水溶液等の溶液を使えば多分散のエアロゾルが発生でき、標準粒子であるPSL(ポリスチレンラテックス)粒子を用いれば、単分散エアロゾルの生成が可能です。
特徴
- DOP、DOS、PSL、NaCl粒子等の発生が可能
- 粒径分布及び個数濃度を安定発生(DOPで0.3 μm)
- 希釈用エアーラインも装備
- 使用するアトマイザージェットの数を1~6基まで選択でき、自在なエアロゾル濃度の制御が可能
応用例
- 基礎エアロゾル研究 他
- エアロゾル計測装置の評価
- フィルタ効率試験
- トレーサー粒子として
仕様
発生平均粒径 | 0.3 μm(DOPの例 エアロゾル材料による) |
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幾何標準偏差 | <2 |
粒子濃度 | >106個/cc (エアロゾル材料と使用するジェット数による) |
粒子の種類 | DOS、DOP等オイル、NaCl等溶液、PSL等縣濁液(PSLは4 μmまで可) |
発生流量 | (アトマイザージェット1基当たり 6.5 L/min~12 L/min)× 使用するジェット数 |
必要エアー源 | 通常170 KPa(最大550 KPaまで) |
最大出口圧力 | 102 kPa |
希釈エアー | フロート流量計の最大スケールは100 L/min |
エアロゾル出口 | 外径1inch(25 mm) |
寸法 | 320 × 125 × 260 mm |
重量 | 2.7 kg |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。